津田沼キャンパスで自動運転試乗体験!!

6月18日(木),Hondaさんが津田沼キャンパスで自動運転モビリティCiKoMaの試乗デモをしてくださいました.アバターロボットによる職場見学体験なども実施され,たくさんの学生が集まる大盛況の就職イベントとなりました.Hondaフェローの安井さんはじめ,Honda R&Dの皆様,Wing-AI labの皆様,本業のお忙しい中本当にありがとうございました.

一週間前から天気が心配でしたが,当日はなんとか午前中で雨も止み,ギラギラ天気でもなく,雨で路面の反射に悩まされることもなく,画像処理には絶好の曇り日和となりました.津田沼キャンパスは,レンガ仕立ての歩道があったり,歩道なのか車道なのか微妙な道があったりと,自動運転泣かせの環境です.公道にあるラインや道路標識などは当然のように無く,学生がわんさか歩行者天国のように歩いている道は一般道路とはずいぶん異なっていたかと思います.技術の方々には,キャンパスのデータとりに連日お越しいただき,だいぶ時間を割いていただきました.本業に支障をきたすのではないかと申し訳ない気持ちでおりましたが,興味深い環境だったようで,楽しみながら解析をしてくれていたとのこと.未来ロボ学科教員一同ほっとしております.

本企画は,Hondaさん,就職課,未来ロボティクス学科で今年の1月から打ち合わせさせていただいた一大イベントでした.当初は本業のレベル4(システムがすべての運転と緊急時対応を行う「特定条件下での完全自動運転」.ドライバーの乗車が不要になる技術)に向けた公道での実証実験が忙しすぎて千葉工大での自動運転は無理じゃないかということでしたが,最終的に前回の2024年の試乗デモ以上に時間をかけていただきました.最後の大教室でのセミナーでは,学生からの若手技術者への質問が止まらず,予定時間を1時間近く超過する盛り上がりでした.日本の自動車の死亡事故率は海外に比べるとずいぶん低いんですね.さらにそれを超える自動運転は大変と思っていたら,「2050年に全世界でホンダの二輪車・四輪車が関与する交通事故死者ゼロを目指す」を目標にしてるんですね.車だけでなく,バイクの死亡事故率ゼロとは驚異的です.そういえば,ベトナムに行ったときにバイクのことを彼らがHondaと呼んでいましたが,あの交通事情で死亡事故ゼロの実現はものすごいですね.ともあれ,学生の皆さんもとても楽しんでもらったと思います.将来は,質問する側から,壇上で回答する側になって活躍してもらえるととてもうれしいです.

さて,千葉工大は,新習志野にもキャンパスがあるんです.Hondaの皆様,次回はぜひ,公道へ飛び出して,新習志野―津田沼キャンパス間試乗デモってどうですか! 来年も楽しみにしております.お忙しい中,本当にありがとうございました!

アレクサンドリアの旅

2025年夏,日本設計工学会の国際会議ICDES2025(The 6th International Conference on Design Engineering and Science)で研究発表すべく,菊池研の修士軍団がエジプトのアレクサンドリアに行ってきました.ここは地中海に面した歴史ある小さな港町です.

出発前,学会発表が初めての学生の他,海外が初めてもおり,食事が合わなかったらどうしようということで,日本にひとつしかないというエジプト料理コシャリの専門店で予習.が,これ無理です,という学生が現れ,カップラーメンをスーツケースいっぱいに持っていくことに(あんなにも親切にマスターが食べ方を説明してくれたのに...).そして,海外用SIMカード,google翻訳の日本語→アラビア語,現地用変圧器,PCバッテリー,あつい研究魂,いろいろ用意していざ空港へ.

空港に着いたら,一緒に学会に参加する他大のグループと合流,ごあいさつ.一日一便しかないのでみんな同じ便.心強い.と思ったら既に体調不良の学生がどんよりした顔.大阪万博に行ってきたとか.なぜ,このタイトスケジュールで行く!?.初手から厳しい.とりあえず,しばらく日本食が食べられなくなるので,元気な学生と牛丼へ.ラーメンにも後ろ髪をひかれつつ出発.真っ暗闇の中,眼下に広がる羽田のあかりを後にしました.

トラブルやらなんやらで乗り換えのカタール・ドーハで8時間足止めされつつも,アレクサンドリアに到着.ホスト大学のエジプト日本科学技術大学(E-JUST)の皆様がお出迎え.超安全にホテルへ(ありがとうございます!).さすがにサハラの夏は暑いかと思いきや,体感は明らかに千葉の方が暑い...で,まずは携帯を現地仕様に,と思ったらSIMカードが認識されず学生の携帯にテザリング(なぜだ!).一方,硬水が苦手な学生は着いたとたんに軟水探索の旅へ.最終的には,成分表を見ただけで軟水かどうかわかるように...そんなこんなで現地到着初日は暮れていきました.

大会初日はレジストレーションの日.登録だけ済ませて大人は飲みへ.イスラムはお酒飲めないとのことで日本人だけでちゃっかり前夜祭.学生たちは観光へ.アレクサンドリアは地中海の海岸線がとても美しい.海も空も青,青.絵葉書の世界です.しばし仕事を忘れる.

二日目いよいよ新アレクサンドリア図書館で会議.両国の国歌で開会セレモニーが始まりました.ロボット工学の重鎮,F先生が副学長をされているとのことでご挨拶.お変わりないバイタリティーに圧倒されました.E-JUSTは日本の教育システムを採用しているとのこと.つづくキーノートスピーチも大変興味深く,勉強になりました.アフリカで最大のクリーンルームをお持ちだとか.その後セッション,図書館見学会,そして地中海に沈む夕日を見ながらウェルカムパーティー,カイトベイ要塞へ.

三日目はE-JUSTに移動して開催.発表がある学生たちは我に返り,準備へ.なんやかんやであうあうしながらもなんとかみんな発表.英語の大切さを再確認.質問してくれた方々とも仲良くなれました.そして,ご支援いただいた共同研究企業にも感謝.なんとか大役を果たしました.これでアフリカからも発注来るはずです!JICAの教育システム支援の話もためになりました.教育の輸出も大切ですね.夜はプレッシャーから解放されてガラディナーへ.2時間延々踊り続けるお国柄.あ!,Best Paper Award Ceremonyの時間がない!

最終日は朝6時にホテルをチェックアウトしてカイロへ.ゆっくり博物館を見学して,ピラミットの前でフェアウェルランチ(ここで来たか,コシャリ!).Best Paper Award Ceremonyもやっと開催.受賞者の皆様,おめでとうございます!副賞の楯は石のため重すぎて現地に持ち込めないとか.でも,エジプトにちなんでヒエログリフですね.そして長かった旅も終わり,カイロ国際空港,懐かしの日本へ.と,ここで「バサボルト,プリーズ」.あっ,パスポートか,エジプトはPの発音ないんだった.最後の最後でエジプト入門コースに引っ掛かりました...

ありがとうエジプト,ありがとうアレクサンドリア.次回は,仕事ぬきで来ます!